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執筆者の写真Yoko "Sylla" Fujita

空き家を探そう!①【自分にぴったりな住まい探し】

更新日:2020年3月2日


岩国市美和町で、ギニア人ジェンベ奏者の夫と4歳のハーフっ娘の家族3人暮らし、地域おこし協力隊着任中の里山移住&企業ビギナーです。


広島市内の都市部から美和町に移住して、約半年。

移住当初から、空き家を探しております。

なぜ空き家を探しているかと言うと、それは美和町に定住したいから。


我が家の空き家探しについて、お話していこうと思います。


我が家は現在、岩国市から提供された住宅に住んでいます。

地域おこし協力隊員には岩国市から住宅が提供されるのですが、美和町の場合は市の住宅でした。


鉄筋コンクリートの集合住宅です。比較的新しいです。とても快適です。


広島市で住んでいたのは賃貸の昭和の長屋でした。もちろん木造です。周囲を大きなマンションに囲まれた西区の一角。まだこんな家も残っているのねぇ、という風情の木造一軒家で、トイレは水洗でこそありましたがタイル張りの和式でした(入居数カ月後、トイレの床が崩れて穴があいたため、大家さんが洋式にリフォームしてくださいました、笑)。ですので、フローリングのリビングや、カウンターキッチンなど、今までにない間取りに「すごーい!」と最初は家族でワクワクしておりました。


しかし。


入居してひと月ほどたった頃、徐々に疑問がわき始めました。


わたしたちって、なぜ美和町に移住してきたんだっけ?


住んでいた長屋よりも狭い集合住宅でいいんだっけ?

楽器の練習とか修理とか、のびのびやりたかったんじゃなかったっけ?

地元の人と交流したり、地域活動に参加したり、そういったつながりが欲しかったんじゃなかったっけ?そしてそれが娘にとっての故郷になると思ってたんじゃなかったっけ?


この住居に住めるのは期間限定。

地域おこし協力隊の任期中のみ提供されるわけだから、最長でも2年半後には確実に立ち退かなければいけません。


我が家は家族で美和町に定住するつもりで移住してきました。

それなら、2年半の間に定住先を見つけなければなりません。


いやいや、2年半とはいわず、いいところが見つかればすぐにでも引っ越ししたい!


そして、我が家の美和町での本格的な空き家探しがスタートしたのです。


(続く)

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