ABOUT ME
書いてる人
Yoko "Sylla" Fujita
ヨーコ・シラ・フジタ
みわまち里山暮らし応援団
「まちえーる」立ち上げ人
岩国市美和町在住
出身は岡山県倉敷市です。
わたしが美和町移住に至るまで、
大きく3つのステップがありました。
Step 1.
都会に憧れ、大学進学を理由に大阪で一人暮らしを始める。
卒業後、編集業界、広告業界と渡り歩き、10年以上の月日を仕事に打ち込み、都会で何不自由ないお一人様生活をしていたのだが、会社がなければ結局何もない自分に気づいて絶望し、この10年は何だったのかととりあえず立ち止まってみる。
そしてその頃没頭していた西アフリカ伝統音楽の本場を見たい欲求を満たすため、ギニア旅行へ。
Step 2.
初のギニア渡航から、1年に1度ギニアへ渡り自己資金とビザの有効期限が許す限り滞在。
その期間約6年間。
目的は伝統楽器を学ぶため(と、現夫に会うため)だったけど、日々を逞しく生きるギニアの人のリアルな「生きる力」を目の当たりにし、30年以上をかけて自分が培ってきた価値観や人生観など全てちゃぶ台のごとくひっくり返される。
この時受けた衝撃が、今のわたしを動かしている原動力。
「物資やインフラに頼らない」、その分「周りの人に頼る」、
そして「感謝の気持ちを忘れない」。必要な人がいれば、すすんで手を差しのべよう。自分にできることをできるだけやろう。人と人との交流やつながりが、未来を運んでくるのだから。
一人で生きていけると思っていたけれど、日本人はぽつんとわたしだけというギニアの環境は、からっぽの自分自身を根本から見つめなおすに最適でした。
Step 3.
39歳で、6年間遠距離恋愛を続けてきたギニア人の現夫からSkypeでプロポーズされ、その約3か月後に現地で国際結婚。
現地の風習にのっとり結婚の儀をおこなう。
その後、夫に在留資格がおりて、日本での生活がスタート。40歳過ぎての超高齢初産にも関わらず、娘を授かり無事に出産できたことは、スーパーミラクルだったと今でも思う。
夫とともにジェンベ教室&工房「アトリエワリババ」を立ち上げ、ジェンベやギニアに関する様々な依頼を受け、誠意を持ってお仕事しています。
こう書くと一瞬で終わり。だけど実際は結婚式ひとつとってもネタの宝庫で今となれば笑い話、その時は未知の壁を超えるのに必死でした。
でも、全部自分で選択して行動し、その結果に納得しているので、後悔もなければ、よそ様と比べることもありません。
そして奔放な私の性格を「誰に似たのか」と心配しながらも適度に放置してくれた両親と、お世話になっている音楽仲間に感謝します。
現在、ご縁がありまして岩国市美和町の地域おこし協力隊に。
持てる全ての経験値と実行力を費やし、町おこしに取り組んでいます。
きっと今は第4ステップにいるのかな?
そんなわたしが書きつづっているブログが主体のWebメディア「まちえーる」です。