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都市から見た田舎は、宝の山だった話②

更新日:2020年3月1日


岩国市美和町で、ギニア人ジェンベ奏者の夫と4歳のハーフっ娘の家族3人暮らし、地域おこし協力隊着任中の里山移住&企業ビギナーです。


タイトルの「都会から見た田舎」について、大阪・広島と都市部に長らく住み、国際結婚の後に家族で田舎暮らしを選択したわたしが感じることをお話ししています。


前回の記事


時間が足りない!都市生活で感じた効率の悪さ


都市生活当時の夫とわたしのざっくりしたタスクを紹介します。


 仕事

  • 月〜金 派遣(時給制)

    勤務時間 8:00〜17:00(定時)、残業月平均40〜50時間

    有給休暇年10日 ボーナスなし 昇給なし

  • 土日 音楽業(不定期)


 家事・育児

  • 朝のゴミ出し

  • 休日は育児中心

わたし

 仕事

  • 週3日 パート

   勤務時間 9:00〜17:00

  • 週2日と土日 音楽業

  平日は事務関係。土日は夫のサポート。


 家事・育児

  • 朝のゴミ出し以外。娘の保育園準備と送迎から寝かしつけまでほぼ全部

音楽業以外は、子育て世代の核家族に有りがちな時間割かもですね。正直、しんどかったです。


どこがしんどいポイントかというと、夫のボーナスと昇給がゼロって言うのが地味に痛かった。


我が家の場合、2人でこれだけ時間を切り売りしても、世帯年収は300万円ほど。広島市内で家賃、光熱費などの必要経費を支払い、食費や交通費などを確保するともういっぱいいっぱい、貯蓄どころか毎日がギリギリの崖っぷち生活です。効率が悪すぎるけど、でもどうやったらこのコスパ最悪な生活から抜け出せるのか、具体的な答えが見出せないまま日々やり過ごしていました。


なぜこんなに効率が悪かったのか?


人に与えられた1日は24時間。派遣やアルバイトなど時給で働く場合、時間をお金に換えるのですから、より多くの収入を得るためには1時間でも多く働く必要があります。反対に、休めばその分収入は減ります。


持てる最大限の時間を売ることで収入を得ていた当時の夫とわたし。


立ち止まって休むこともできないという現実。今もしどちらか1人が倒れたらどうなるのか?、不安しかなかったです。


わたしたちの場合、そんな状況でも何とか踏ん張ってこれたのは、ジェンベがあったから。


(続きます)

※記事が更新されるとリンクが表示されます。







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