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執筆者の写真Yoko "Sylla" Fujita

小鳥のさえずり、子供の声。

まちえーるです。 岩国市美和町で、ギニア人ジェンベ奏者の夫と4歳のハーフっ娘の家族3人暮らし、地域おこし協力隊着任中の里山移住&企業ビギナーです。

我が家には4歳の娘がおりまして。


うちの子は、おしゃべり大好きで。話し相手がいなくてもひとりでずーっとしゃべっています。


そのしゃべり続けている様子が小鳥のさえずりのようだなと思うんです。


この時期の女の子独特の甘くて下っ足らずなフワフワボイスは、仕事であっちこっち飛び回って疲れ果てた母の、岩のように固くなった心にすーっと染み込んでいくんですよね。なんて尊いんだ。娘よ、ありがとう。


先日、美和町の下畑地区に娘と一緒に行ってきたんです。

下畑地区には、この春交流館が完成します。その交流館で地元の人たちが朝市を定期開催する予定です。 朝市で販売できるかも!と、PPバンドのかごバック作りをみんなで始めました。



わたしも基本の編み方から教えてもらって・・・



トートバッグ第一号完成しました!


参加者の平均年齢は60オーバーと思われます。ご高齢です。だけどみなさんとっても前向きに制作に取り組まれていて、素敵だなぁと思っておりました。


その場所にね、娘も連れて行ったんです。


そしたらですね。


娘は相変わらずひとりでずっと小鳥のようにさえずり続けてます。


その様子を見る参加者さんたちの目がね・・・、


優しい。


めちゃくちゃ優しい。


普段から穏やかな下畑地区の皆さまですが、おじいちゃん、おばあちゃんが孫を見るような、いや、もしかしたらそれ以上に優しい顔をされていたかもしれない。


娘もそんな優しい空気で満ち溢れた空間に居心地の良さを感じたのか、ますます自由にさえずります。


我が家は核家族。

娘の祖父母は健在ですが遠方のため、年に1、2度会えるかどうか。

夫の里なんて地球の裏側に行くぐらい遠方だよ・・・(笑)


本当なら、祖父母も一緒に幅広い世代で一緒に生活するのが一番いいのだと思いますが、なかなかそうはいかないのが現実です。下畑地区だって過疎化が深刻です。


娘が通う保育園の園長先生が、こんな事を言われていました。

「お年寄りってね、子供を見ると元気が出るんです。」

そういうものなのかな?と、まだわたしに実感はありません。


でもね、ちょっとわかった気がします。

だってそれは子供も同じだわ。

あんなに優しい空間にいたら、そりゃあ元気にさえずっちゃうよね。


さりげなく、なにげなく、一緒の空間にいるだけ。


だけど、みんなが子供を自然に見てくれている。すごく自然に。


親としても、めちゃくちゃ安心感があるんです。


こういう地域間の交流、世代を超えた交流って、田舎あるあるなのかな?


小鳥のさえずり、いいもんだ。




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